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荒木珠里(あらきしゅり)オーシャンアスリート / teamKANAKA所属 17才

Shuri Araki Ocean Athlete / TeamKANAKA Member, Age 17

 

沖縄生まれ、沖縄育ち。物心つく前から父の影響でSUPで海遊びを始め小学2年生の頃から家の目の前の外洋へ漕ぎ出した。幼少期から国内外で様々な戦績を残し2021年7月にSUPの世界プロツアー「APP world tour」に史上最年少15才で選出され、初戦で総合三位に入る快挙を達成。そして20224月高校入学と同時にプロ活動開始、同年11月 ISA世界選手権にて史上最年少16才で世界チャンピオン、史上初の二冠に輝いた。2023年も同大会にて二連覇二冠という前代未聞の快挙を達成。幼少の頃から天性の才能で、しなやかで力強い動作は世界中から注目されている。

(詳しいプロフィールはこちら

Born and raised in Okinawa. He started playing in the sea with SUP under the influence of his father before he could remember, and started rowing in the open sea in front of his house when he was in the second grade of elementary school. He was selected as the youngest 15-year-old SUP world professional tour "APP world tour", and achieved the feat of placing 3rd overall in the first match. He started high school and professional career in 2022 spring. In the fall of 2022, he became the youngest ISA World Champion in history, and in 2023 he achieved an unprecedented feat of winning two titles in a row. Since his childhood, his natural talent has attracted attention from all over the world for his supple and powerful movements. 



 荒木汰久治(あらきたくじ)/ Kanaka沖縄主宰 49才

Takuji Araki / 49, Kanaka Okinawa organiser

 

熊本県出身。世界最高峰の海峡横断レース"モロカイチャレンジ"に、サーフスキー、カヌー、プローンパドルボード、SUP、Foilとこれまで35回の日本人最多出場を誇る。国内ではライフセービングとSUP、異競技で全日本選手権を優勝。41才で全日本SUP選手権を史上最年長で優勝。2003年にはじめて沖縄を訪れ移住。大自然に囲まれた沖縄本島北部の海岸に一軒家を建てて海と暮らす。KANAKA沖縄・SUPイベントを主宰し10年目となる現在は息子・珠里をはじめ子供やエリートパドラーのコーチ、指導を努める。(冬季アスリート合宿はこちら

Born in Kumamoto Prefecture. He has participated in the world's highest strait crossing race "Molokai Challenge", surf skiing, canoeing, prawn paddleboarding, SUP, foiling, and has participated in 35 times. In Japan, he won the All Japan Championships in lifesaving, SUP, and different sports. At the age of 41, he was the oldest to win the All Japan SUP Championship. He visited Okinawa for the first time in 2003 and built a house on the northern coast of Okinawa's main island, surrounded by nature. This is his 10th year hosting the KANAKA Okinawa SUP event. Currently, he is coaching and instructing children and elite paddlers, including his son Shuri. (current 4*times SUP world champion.)



海を渡る勇士 = カナカ伝説

ニライカナイの伝説が眠る琉球諸島、そしてハワイやタヒチを中心とする環太平洋の島々では海こそが生活の舞台であり、強い意志と肉体が試される試練の場でもありました。父・汰久治はハワイ伝統航海カヌーホクレア号のプロジェクトに参加。ハワイで9年間のクルートレーニングを経て正式な日本人クルーとして2007年ハワイ〜日本を航海しました。太陽と月と星を頼りに絶え間なく変化する潮流、風、波と一体になれるか?能率や効率が先走る現代社会に、敢えて非効率な方法で、底が見えない深い海のはてに浮かぶ島に向かって進むホクレア号の航海プロジェクトは世界中へ広がっています。


2005年「海人丸」沖縄〜愛知万博2000km、56日間の航海

2004年7月、沖縄の伝統帆掛け舟”サバニ”を双胴型に組み合わせ、琉球の海人が実際に渡った九州までの航海を再現。翌2005年は愛知で開催された国際博覧会『愛・地球博』までの約2,000kmの海を人力で渡りました。

九州宮崎まではコンパスや海図を持たず古来の航海方法/スターナビゲーションに徹し、九州以降はタンカー船の往来が激しく人力航海が危険な豊後水道・紀伊水道・伊良子水道を伴走船からの曳航に頼りに、キャンプ生活しながら最終目的地の愛知県内海海岸まで56日間かけて無事故で到着。この航海に参加したクルー、島々で出会った方々との縁は生きる財産です。


美しい海と砂浜、この大切な宝物を子供たちに残します。

私たちの暮らすこの海に2016年12月、米軍オスプレイが墜落し大破するという悲惨な事故が発生しました。アメリカ軍は大きな破片だけを引き揚げ、海の中には無残な細かい残骸をたくさん残して去っていきました。私たち一家は残された無数の残骸を一つ一つ手で回収しようと清掃活動を始めました。「事故以前より綺麗な海に戻そう。」励まし合いながら半年間の自主清掃作業をしました。

 

 


外洋パドリングレース主催10年目へ。

2011年12月31日、大晦日。沖縄本島金武湾でOC1パドラーがダウンウインド練習中に遭難し死亡するという悲しい事故がおきました。安全装備(ライフジャケット・ウェットスーツ)も不十分なまま一緒に大荒れの海へ出た他数名のパドラーたちは、沖でいなくなった仲間の存在に気付きませんでした。結果的にスピードが遅い最終尾の選手が漂流しました。この悲しい事故の教訓を活かし二度と悲しい事故が起きないよう外洋パドルレースの運営を継続、沖縄ー与論海峡縦断レースO2Yが実現しました。(過去のイベントはこちら

事故防止と選手育成を目的に開催した"DW試走会"の歴史


TV / Magazine


NHK『海がつなぐ父子の絆』(45min)

ーSUPレース海峡横断50km ー

2019年9月16日

日本テレビ「笑ってコラえて2時間スペシャル」

- 日本列島ちょっと昔の旅 -

2023年2月15日(水)