沖縄の郷土料理と、海と緑に囲まれた暮らしを体験しながら生きる力=人間力を培って欲しいと願っています。
荒木一家が長い時間をかけて開拓してきたダイナミックな外洋を安全に楽しく下り、Less&Lessのパドル技術を磨き、そして未開のポイントでサーフィンします。(要望に応じてジュニア合宿も対応いたします)
期間:冬季11月-3月、2泊3日。
定員:1〜2名
場所:沖縄本島、名護市・やんばるの海
内容:Foil/SUP/less&lessパドリング
費用:7万円/人
:料金に含まれるもの:
・荒木汰久治、荒木珠里2名からの二日間インストラクション(保険)
・荒木家ゲストルーム二泊
・朝/夕の食事(手つくりのヘルシーな郷土料理です)
・ダウンウインド練習のドライバーサポート
・那覇空港までの送り迎え(要望があれば)
:料金に含まれないもの:
・那覇までの往復航空代
・トレーニングに必要な栄養補助食
・練習に必要な機材
: その他 :
・本プログラムは中~上級者向けの内容で危険が伴いますので、外洋のリスクを十分に理解している方を受入れさせて頂きます。
・必要機材は原則として参加者が準備していただきます。機材レンタルをは別途料金がかかりますがご相談ください。
荒木珠里(あらきしゅり)14才、緑風学園8年生
物心つく前から漁師の祖父、そして父の影響で海遊びを始め小学2年から外洋へ漕ぎ出した。将来はSUPでオリンピックの金メダリスト、そしてモロカイレースの世界チャンピオンという夢を追いかける中学2年生。
昨年5月、史上最年少でモロカイチャレンジへ挑み、錚々たる大人の海外エリート選手に混じり総合7位(日本人では最高順位)に食い込んだ。幼少の頃から天性の才能で、ブレない軸としなやかで力強い漕ぎを習得、FoilとSUPパドリングの両方で世界での活躍が期待される。
荒木汰久治(あらきたくじ)46才、Kanaka沖縄主宰
世界最高峰の海峡横断レース"モロカイチャレンジ"に、サーフスキー、カヌー、プローンパドルボード、SUP、Foilとこれまで35回の日本人最多出場を誇る。国内ではライフセービングとSUP、異競技で全日本選手権を優勝。41才で全日本SUP選手権を史上最年長で優勝。現在は息子・珠里のコーチを努めながら現役アスリートとしてレースに出場を続けている。 2003年にはじめて沖縄を訪れ移住。大自然に囲まれた沖縄本島北部の海岸で子育てしながら長男・珠里とともに海峡横断や世界最高峰M2Oへ出場を続ける。
現在、世界の主流となっているSUPパドリングは両腕や両足、体の大きな部位を主に使う漕ぎ方です。それとは対照的にLess&Lesは体の中心軸となる筋肉を主に使い”体を連動させる”ことで、より大きなパワーを生み出しますので、小さな子供でも大人以上のスピードを発揮することが可能です。
そうすることで小さな体で最大限のパワーを引き出す=体に負担が少なく、疲労も蓄積しにくい、より健康的な漕ぎとも言えますから大人の方にもお勧めです。
荒木親子はSUPパドリングだけでなくFoil動作にも共通する動作としてLee&Lessを探求、実践しています。
また、目の前に広がる大自然を大切に、環境にも体にも優しい暮らし方もまた大事なLess&Lessです。本プログラムを通し荒木親子独自の理論解析を直接聞いて体現してほしいと思います。
KANAKA沖縄は外洋パドルのパイオニアとしてこれまで20年間に渡り外洋コースを開拓し、ボランティアでDW試走会を重ねながら手つくりで国内唯一のDWレースを主催してきました。これまで単にスキル向上のための練習会として捉えられがちだった試走会でしたが、本来の目的は2011年、沖縄本島で実際に発生したOC1パドラーの漂流死亡事故の教訓を伝える啓蒙活動です。
この海に一昨年、突如米軍戦闘機のオスプレイが墜落しました。半年の時間をかけ自主清掃した”暮らしの海”を我が子の代へどう受け継ぐか?真剣に悩みました。自然と共存した私たちの大切な海暮らしを感じてもらいながら、パドルスポーツの普及していけたら嬉しと思いました。これからもこの海をずっと大切に後世に残していけたらと願っています。
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